CRISPRはゲノム編集分野に変革をもたらしつつあります。CRISPRシステムは、外来DNAを内在性ゲノムDNAに導入することなく、細胞の種類を問わず高い効率であらゆる遺伝子を変化させることができる強力なツールであり、研究者が使えるようになることで研究や医薬品開発の流れが変わっていく可能性があります。 CRISPR/Cas9ヌクレアーゼがTALENやzinc finger nuclease (ZFN)などによる従来法より優れている点は、遺伝子の両アレルの編集を簡単かつ高効率に行えることです。
GenCRISPR™は、CRISPRを使用した包括的ゲノム編集サービスで、哺乳動物細胞株を使用し、遺伝子ターゲティングによりゲノム編集細胞を産生します。弊社では、 CRISPR用のgRNAデザインから、トランスフェクションが困難な細胞や腫瘍細胞株など様々な種類の細胞へのトランスフェクション、さらに単一クローン作製まで行っており、CRISPRによるゲノム編集および関連技術に高い専門性を有しています。
EZ Knock-out cell line service (SC1755)
***mRNAまたはタンパク質発現によりアレルノックアウトを検証可能。
Customized Knock-out cell line service (SC1652)
16~20週間 [easy to handle]
16~20週間 [difficult to handle]
Lenti-CRISPR KO Service (SC1652-V)
*細胞系はお客様からご提供して頂くようお願いしておりますが、弊社製品から選んで頂くこともできます(追加費用)。
**費用はプロジェクトの仕様により異なります。
***ノックアウト細胞の評価サービスについては「Add On Service」タブを開いてご確認下さい。
細胞株は、トランスフェクション能力に基づき「Easy-to-handle」「Difficult-to-handle」に大別されます。Difficult-to-handle細胞株の構築には、トランスフェクションの最適化、プロモータ活性検査、クローン性の最適化、細胞培養系の確立に限らず、その特性に応じた様々な方法を検討する必要があります。