マウスモノクローナル抗体作製
ウサギモノクローナル抗体作製
事例：アカデミアのお客様からの、難易度の高い抗原である一回膜貫通型細胞表面タンパク質に対するアゴニスト抗体の開発のご依頼
希望する実験や研究に必要なモノクローナル抗体の探索に大変な苦労を強いられることがあります。市販の抗体でニーズが満たせない場合、カスタム抗体作製は解決策の一つです。ジェンスクリプトでは、お客様の実験・プロジェクトの成功が何よりも優先であると考えています。弊社の受賞歴のある、フルカスタマイズ可能なモノクローナル抗体作製パッケージは、お客様のダウンストリームアプリケーションに使用できる多くの高品質な抗体をお届けしています。
ジェンスクリプトのカスタムモノクローナル抗体作製サービスは、豊富な成功実績があり、また特異性と親和性に優れたモノクローナル抗体作製の成功率を最大化させるための、様々な独自技術を使用しています。様々な難易度のターゲットやアプリケーション用の抗体作製に対応するために多様なオプションをご用意しています。
ジェンスクリプトのカスタムモノクローナル抗体作製サービスは、様々な難易度のプロジェクトに対応しています。ターゲットの難易度、クローン獲得数やスクリーニング条件等に従い、弊社抗体作製部門がご要望に最適なサービスを提案させていただきます。
以下のサービス選択ガイドを参考にしていただくか、直接お問合せください。
モノクローナル抗体作製サービス選択ガイド
シンプルなターゲット、抗原
数クローンのモノクローナル抗体を希望
カウンタースクリーニングが不要
特定の免疫条件
多くのモノクローナル抗体クローンが必要
カウンタースクリーニングが必要
難しいターゲットや抗原
特定の免疫条件
多くのモノクローナル抗体クローンが必要
カウンターおよび追加スクリーニングが必要
抗体ペアリング
当社の技術サポートチームが抗体作製サービスの選択を迅速にサポートいたします。お気軽にお問合せください。
お知らせいただきたい情報
抗原・ターゲットの情報
希望のモノクローナル抗体クローン数
対象の研究・実験内容
ジェンスクリプトからの提案
抗原デザインと生産（オプション）
プロジェクトごとのモノクローナル抗体作製戦略の構築
アプリケーションに合ったモノクローナル抗体クローンスクリーニング戦略
事例：アカデミアのお客様からの、難易度の高い抗原である一回膜貫通型細胞表面タンパク質に対するアゴニスト抗体の開発のご依頼
事例1： MonoRab™による、低分子化合物のラクトパミン (Rac) に対する高親和性、低交差反応性抗体の開発
抗ラクトパミンウサギMonoRab™モノクローナル抗体は、（A）Racに対して非常に高い親和性（IC50=0.05）を示したが、非常に類似した薬剤（B）サルブタモール（Sal; IC50=173.7; 交差反応率=0.0304%）および（C）クレンブテロール（Cle; IC50=160.7; 交差反応率=0.0329%）に対する親和性は非常に低かった。
事例2： MonoRab™によるウェスタンブロットおよび免疫沈降アプリケーション用の抗FLAGタグ抗体の開発
MonoRab™により作製されたウサギ抗FLAGモノクローナル抗体は、相当する抗FLAGマウスモノクローナル抗体よりも高い特異性と親和性を示した。
レーン A： MonoRab™ モノクローナル抗体； C末端 flag タグ融合タンパク質
レーン B： マウスモノクローナル抗体； C末端 flag タグ融合タンパク質
レーン C： MonoRab™ モノクローナル抗体； N末端 flag タグ融合タンパク質
レーン D： マウスモノクローナル抗体； N末端 flag タグ融合タンパク質
レーン E： MonoRab™ モノクローナル抗体； 中間部flag タグ融合タンパク質
レーン F： Mouse モノクローナル抗体； 中間部flag タグ融合タンパク質
事例3：MonoRab™による免疫組織化学染色用抗体開発。
サル肺組織における、ウサギおよびマウス抗βアクチンモノクローナル抗体の比較
ジェンスクリプトで作製したマウス抗βアクチンモノクローナル抗体を、抗マウス568で染色（A）、またジェンスクリプトで作製したウサギ抗βアクチンを、抗ウサギFITCで染色（B）し、直接比較した。AおよびBのマージ画像（C）では、ウサギ抗βアクチン抗体が認識しているサイトはマウスよりも有意に多く、また白矢印でハイライトされているように、ウサギ抗βアクチンモノクローナル抗体はマウスで作製された物よりもより高い親和性を示した。
サル心筋組織における、ジェンスクリプトと他社ウサギ抗βアクチンモノクローナル抗体の比較
ジェンスクリプトが作製したウサギ抗βアクチンモノクローナル抗体（A）と、他社ウサギ抗βアクチンモノクローナル抗体（BおよびC）を、Nova-red染色で比較した。得られた画像では、他社Bと比べて、ジェンスクリプトのウサギモノクローナル抗体は青矢印で示されているように、有意に高い感度を示した。 他社Cのモノクローナル抗体は、黄色の矢印で示されているように、心臓組織中の他のフォームのアクチンに結合しているため、他社Cと比べ、ジェンスクリプトのウサギモノクローナル抗体は、より高い特異性を示した。
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当社はリン酸化特異的抗体および抗イディオタイプ抗体開発などの様々な抗体作製に対するサービスも提供しています。
