概要

二本鎖DNA(dsDNA)は、高い編集効率で遺伝子をノックインするために、CRISPR相同組換え修復(HDR)テンプレートとして使用されます。GenWand™ dsDNAは、非相同末端結合のリスクを緩和、およびノックイン精度を高めるため、共有結合的に末端をクローズドエンドな形で開発されました。 GenScriptは現在、スクリーニング、プロセス最適化およびスケールアップに理想的な、最大グラムレベルのクローズドエンドdsDNAを提供しています。

クローズドエンドdsDNAをCRISPR遺伝子ノックインのHDRテンプレートとして使用する理由?

  • PCR産物と比較して、低毒性、および高いノックイン効率
  • クローズドエンド構造によるNHEJ(非相同末端結合)発生を緩和
  • 不要なプラスミド配列の導入の回避
  • 長い配列のノックインを必要とする実験に理想的
  • ラージスケールのスクリーニングとスケールアップに理想的

GenWand™ dsDNA サービスを使用する理由?

  • プラスミドベースの生産プロセスで作製
  • 1-10 kbの作製に対応
  • µg からgレベルの生産
  • 不純物を最小限にする包括的な品質管理
  • エンドトキシン除去プロセスを搭載、エンドトキシン量 < 10 EU/mgを保証
  • 様々な研究ステージに対応した品質グレード(研究用、cGMPグレード

サービス

二本鎖DNA(dsDNA)

50 µg / itemから開始、出荷まで最速3週間

長さ(bp) 価格
1000 ¥192,000 ~
3000 ¥384,000 ~
5000 ¥400,000 ~
10000 ¥480,000 ~
>200ug お問い合わせ

*液体製品を納品する場合に、追加送料があります。

品質試験の仕様 検出法 出荷判定基準 研究グレード
純度 アガロースゲル電気泳動 シングルバンド
配列の精度 サンガーシークエンシング 100%の配列アラインメント確認
光学密度 260 nm/230 nm ( 分光光度計 ) ≥ 2.0

アプリケーション

CRISPRベースの遺伝子挿入、置換、または修正

CRISPR HDRベース遺伝子編集のメカニズム

CRISPR/Cas9技術は、ターゲットDNA部位へ正確な二本鎖切断(DSBs)を生じさせるために、汎用されています。ガイドRNA(gRNA)はCas9と複合体を形成した後、ターゲットDNA上のプロトスペーサー隣接モチーフ(PAM)配列を認識します。Cas9は、そのエンドヌクレアーゼ機能を発揮して、DSBsを生じさせます。これは修復に二つのメカニズムを引き起こします。一つは非相同末端結合(NHEJ)で、DSB部位に変異を導入します。他のメカニズムは相同組換え修復(HDR)で、ドナーDNAを切断部位に挿入し、遺伝子ノックインを作製できます。

リソース

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