シームレスなCHO発現システム
TurboCHO™ HT
(High Throughput) |
TurboCHO™ Express | TurboCHO™ HP
(High Performance) |
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ご希望のタンパク質量 | 最大 5 mg | 最大 1000 mg | 1 gからキログラム | ||||
遺伝子合成からの製造期間 | 2 ~ 3週間 | 3 ~ 4 週間 | 6 ~ 7 週間 | ||||
納品物 | 純度 ≥90% | 目標純度:抗体≥95% タンパク質≥90% 目標エンドトキシンレベル:≤1EU/mg 目標濃度:≥1.0mg/mL |
目標純度:抗体≥95% タンパク質≥90% 目標エンドトキシンレベル:≤1EU/mg 目標濃度:≥1.0mg/mL |
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オプションサービス | ELISA、セルベースアッセイ、フローサイトメトリースクリーニング、Octet® BLI(バイオレイヤー干渉法)アッセイ、Biacore™ SPR(表面プラズモン共鳴)アッセイ、その他 |
注:
本カスタムサービスは、全種類のタンパク質、抗体種、アイソタイプ、およびフラグメントに適用されます。
全てのプロジェクトは事前に受入れ可能かどうか評価させていただきます。
オプションサービスをご希望の場合は追加料金が発生いたします。
CHO-Express/HPでは、パイロット発現による評価から実施されることをお勧めいたします。
Case1: Bispecific Antibody Production
Titer: 374 mg/L with Purity >
99%
After purification yield: 65mg/L, Purity (SDS-Page)>95%, Purity (SEC)>93%
After purification yield: 98mg/L, Purity (SDS-Page)>90%, Purity (SEC)>99%
Case 2: Fragment Antibody Production
Titer: 118 mg/L with
Purity > 99%
Titer: 169 mg/L with Purity > 99%
GenScriptのTurboCHO™発現システムによるハイスループットな抗体生産サービスは、「Gene to Target」と言われる遺伝子からのターゲット探索を最速化させることができます。アミノ酸配列を頂いてから遺伝子合成~精製抗体取得までを最短10営業日で実施できるTurboCHO™ HTは治療ターゲットのスクリーニングにおける費用対効果の高いリコンビナント抗体生産サービスです。 次の工程では、HTサービスと一貫性のあるTurboCHO™ Expressサービスにより治療薬リードなどターゲット抗体をグラムスケールで生産できます。短期間で費用対効果の高いタンパク生産によりターゲットの最適化、および診断用バイオマーカーの発見を促進することができます。最終的にリードが特定され、薬剤の臨床評価あるいは診断アッセイ開発の段階では、さらに多くの量のリードタンパク・抗体が必要になります。我々のTurboCHO™ HP安定発現サービスはさらなる量産体制をサポートするようにデザインされています。 TurboCHO™ HPは、包括的な品質管理により高い品質を維持しかつグラムレベルの抗体産生を通して、最先端なターゲット候補選択に効果的な戦略をを提供いたします。
抗体/タンパク質療法
診断薬
「CHO細胞」すなわちチャイニーズハムスター卵巣細胞は、生物学的製剤(例.モノクローナル抗体、酵素、サイトカインやホルモン)の生産ツールとして、長い歴史があります。CHO細胞由来モノクローナル抗体は、癌、多発性硬化症、喘息、HIVや神経芽細胞腫を含む、幅広い疾患の治療薬として承認されています。 生育条件・ストレスに対する回復力、ウイルス感染への耐性や高いタンパク質合成能力等の観点でCHO細胞は優れた特性をもっており、バイオプロセスでのCHO細胞の利用が加速しています。 特に、CHO細胞では、タンパク質プロセシングを、ヒトタンパク質で見られる翻訳後修飾(例.グリコシル化)やフォールディングにより近い状態で保存しています。
加えて、特定の細胞発現システムを一貫して使用することは、バイオ医薬品タンパク質の初期から後期に渡る開発段階で重要です。 例えば、治療用モノクローナル抗体開発において、短期間で抗体医薬候補を少量取得できるCHO細胞での一過性発現は、、in vitro試験の事前評価に理想的な手法です。 その後の前臨床段階に向けて、リードとなるリコンビナントモノクローナル抗体を量産するために、高い収量を持つCHO細胞での安定発現が推奨されています。この一貫性のあるCHO細胞発現系を使用するアプローチは薬理学的および毒物学的特性評価の対象となるタンパク・抗体のIND申請と治療薬開発において重要となるグリコシル化パターンを保存している可能性が高くなります。
治療用リコンビナント抗体の概要
リコンビナント抗体発現の宿主選択
なぜ未だに、リコンビナントタンパク質生産にCHO発現システムが好まれ、主役なのか
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