4つの膜貫通ドメインを持つCLDN18.2
背景
- CLDN18.2の産生は、多くの腫瘍の治療に重要な薬剤ターゲット。
主な課題
- 低発現
- 精製が困難
最適化
- GOIのコドン最適化
- 発現の最適化
- 界面活性剤のスクリーニングと精製の最適化
- 6種類の界面活性剤でのスクリーニングパッケージ
- 全11種類の界面活性剤が利用可能
結果
- 最適化後 >2 mg/Lの収率
- 純度 >85%
- EC50 < 0.03 μg/ml
- 2020年以来、膜貫通回数の異なる200種類以上のタンパク質の精製と発現、成功率85%。
- 1回、6回、7回膜貫通ドメインを持つ膜タンパク質の実績。
Hemagglutinin
(1 transmembrane domain)
LPAR1
(6 transmembrane domains)
PAQR2
(7 transmembrane domains)