高いDNA合成技術で正確なコントロール
コドンが均等に散らばっている/ユーザーの指定したコドンの最適化/ストップコドンなし、など、お客様の望むコドンの制御と設計により、ダウンストリームでかかる時間をより短くすることができます。
変異体ライブラリーは、タンパク質の構造や機能を解析および最適化するための強力なツールです。 ただし、エラーが発生しやすいPCRによる変異体作製法など、これまでのライブラリー構築では、コドン使用の制御が制限されてしますという問題がありました。 そのため、欲しい全ての変異体を作製するためには複数回のスクリーニングを行う必要がありました。
GenScript の高い遺伝子合成と半導体ベースのオリゴ合成技術といった専門知識を活用した 高精度変異ライブラリー作製サービスでは、合成された各バリアントを正確にコントロールしています。 その結果、偏りのない分散を備えた、より多様で完全にカバーされた変異ライブラリーを入手することができ、お客様のこれまでのスクリーニングにかかっていた時間を節約し、発見ワークフローをスピードアップし、ダウンストリーム全体の費用を削減することが可能です。
Rice University
私は、アデノ随伴ウイルス (AAV) ベクターの変異キャプシドを作成して、ターゲティングと形質導入レベルを改善したいと考えていました。 GenScript は、ウイルスパッケージングの前後で予想されるすべてのバリアントを100 % カバーし、これらの部位に存在させたくないアミノ酸を含むバリアントを除外するコンビナトリアル変異体ライブラリーを作製してくれました。テストしたい変異体のみを含むライブラリーを用意することで、スクリーニングの労力を減らし、最適なベクター配列を見つける時間を最大化できました。
各バーは変異位置を表し、各色は特定のアミノ酸を持つバリアントの頻度を表します。
NNKコドンまたは正確なオリゴを使用して、4 つの連続したアミノ酸位置のコンビナトリアル突然変異誘発ライブラリーを作成しました。 各サイトで特定のアミノ酸が要求されました。
ライブラリー構築における当社の半導体ベースのオリゴの使用:
アプリケーションノート(英語)
Reducing Screen Burden in Antibody Engineering Through GenScript's Synthetic Precision Libraries
Nature誌による記事掲載
How to make random mutagenesis less random
ライブラリー構築は弊社の優れた遺伝子合成技術および半導体を用いた技術を用いて作製されます。
変異体ライブラリーは、変異体の混合プールまたは個々のサブプールとして納品されます。また、各プールには単一のアミノ酸位置のすべての可能な変異体が含まれています。
クローン化ライブラリー
二本鎖DNAライブラリー(PCR産物ライブラリー)
ライブラリーの品質を保証するために、次世代シークエンスおよびサンガーシークエンスを用いて確認しています
変異体ライブラリーは、下記のようなタンパク質工学において非常に有用なツールです