GenScript Biotech Corporation(ジェンスクリプト)は、バイオテック業界のリーディングカンパニー(証券コード:1548.HK)であり、ライフサイエンスに関係するサービスや製品を提供しております。
弊社は「バイオテクノロジーを通じて人と自然をより健康にする」ことをミッションとして掲げています。2002年にニュージャージー州で設立され、以降バイオテクノロジー業界において生命科学の基礎研究(遺伝子合成やペプチド合成、タンパク質発現、抗体作成)からトランスレーショナル研究支援、および非臨床的な医薬開発に関係するサービスを提供してきました。
当社グループは、独自の遺伝子合成技術をはじめとする技術とノウハウを活用し、①グローバルな研究コミュニティにワンストップでソリューションを提供するCRO(医薬品開発業務受託機関)プラットフォーム、②CDMO(医薬品開発・製造受託機関)プラットフォーム、③工業用酵素合成プラットフォーム、④細胞治療プラットフォームの4つの主要なプラットフォームを構築しています。
CROプラットフォームは、企業全体の強力かつ安定的な収益基盤であり続けています。2020年現在までに、3万件以上の査読付き学術論文において弊社のサービスおよび製品が利用されており、研究者の皆様のおかげで、弊社は世界中のバイオ企業で最も身近な存在となることができました。
CDMOプラットフォームは、世界中の製薬、バイオテクノロジー、政府機関、学術機関の顧客にバイオ医薬品の創薬・開発サービスを提供しています。治療用抗体医薬開発(ハイブリドーマ、ファージディスプレイ、単一 B 細胞、完全ヒト抗体およびバイスペシフィック抗体技術)、抗体工学 (抗体のヒト化、親和性成熟、開発性評価および最適化)、抗体開発 (安定化細胞株の生成、プロセス開発)と遺伝子・細胞治療のCDMOプラットフォームにより、当社は、イノベーションを推進し、ターゲットから市場へのバイオロジクス開発を加速させることに尽力しています。
工業用酵素合成プラットフォームは、食品や飼料加工等を用途とする工業用酵素製品を開発しています。
細胞治療プラットフォームは、がんや炎症性疾患などの難治性疾患の患者に細胞治療ソリューションを提供しています。
沿革
2002 | U.S. ニュージャージー州に設立 |
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2003 | 遺伝子合成サービスを提供開始 |
2004 | カスタムタンパク質および抗体作製サービスの提供をスタート |
2008 | ヨーロッパブランチを開設 |
2009 | KPCB、BALLOCHより出資を受ける |
2011 | 唯一の民間企業として、”Synthetic Yeast Genome Sc2.0”に参画 日本ブランチを設立 |
2013 | 合成生物学ビジネスユニットの設立 |
2014 | CROリーダーシップアワードを受賞 シングルドメイン抗体の半減期延長技術の開発 次世代遺伝子合成技術GenPlus™の開発 子会社Legend Biotech(細胞療法セグメント)を設立 |
2015 | 香港市場に株式公開(1548.HK) |
2016 | eStain L1タンパク質染色システムの発売 中国鎮江市に生産サイトを設立 |
2017 | 多発性骨髄腫に対する治療薬LCAR-B38M(JNJ-68284528)の開発に、GenScriptの子会社であるLegend Biotechが成功 Legend Biotechにて、Janssenファーマとのコラボレーションを開始 CFDAによるLCAR-B38Mの認可 CustomArray社の全株式を取得 |
2018 | US FDAによるLCAR-B38Mの新規治験薬(IND)申請の承認 CDMO事業を行う事業部が正式に設立 |