ポリクローナル抗体作製受託サービス(ラット)
このサービスでは、弊社のOptimunAntigen Design Toolによりデザインおよび最適化されたペプチド抗原を用いてラットポリクローナル抗体を作製します。このサービスパッケージは、作製した全抗体の力価がELISA試験により≥1:32,000であることを保証しています。
標準プロトコール(免疫動物3個体)
ステップ | プロジェクト 開始からの時間 |
免疫からの時間 | 試験内容 |
---|---|---|---|
ペプチド合成 | ~2週間 | -21日目 |
- |
ペプチドにキャリアを結合 | ~3週間 | -7日目 |
- |
コントロール血清採取 | ~4週間 | -1日目 | 事前採血(血清2~3 mL) |
1次免疫 | ~4週間 | 免疫実施日 | KLH結合ペプチド、完全フロイントアジュバント、50 µg/ラットを腹腔内注射 |
初回ブースト | ~6週間 | 14日目 | KLH結合ペプチド、不完全フロイントアジュバント、25 µg/ラットを腹腔内注射 |
試験採血 & ELISA試験 | ~7週間 | 21日目 |
|
第2回ブースト | ~8週間 | 28日目 | KLH結合ペプチド、不完全フロイントアジュバント、0.25 µg/ラットを腹腔内注射 |
試験採血 & ELISA試験 | ~9週間 | 35日目 |
|
第3回ブースト | ~10週間 | 42日目 | KLH結合ペプチド、不完全フロイントアジュバント、25 µg/ラットを腹腔内注射 |
生産用採血 | ~11週間 | 49日目 | ラット1個体当たり血清1.5~2mL採取 |
ELISA試験 & 製品出荷 | ~13週間 | 63日目 | プロジェクトの延長または終了 |
注意: 特に要望がなければ、細菌の繁殖を防ぐために抗血清や抗体調製品に0.02% w/vのアジ化ナトリウムを添加します。
*抗体作製において実験動物が死亡した場合、ご依頼に対応するため、免疫プロセスを調整し再び免疫作業を実施します。
サービス仕様
動物種 | 抗原 | カタログ番号 | 精製 | 出荷物(Ab) | 作業期間(週) | 保証 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラット | タンパク質 | SC1311 | N/A | 抗血清5 mL | 12 | ELISA titer > 1:32,000 WB |
SC1312 | Protein G精製 | 精製pAb 10~25 mL | 13 | |||
ペプチド | SC1313 | N/A | 抗血清5 mL | 14 | ELISA titer > 1:32,000 | |
SC1314 | Protein G精製 | 精製pAb 10~25 mL | 15 |