タンパク質産生量の大幅な増加
弊社は、人工遺伝子合成サービスにおいて業界をリードする企業として、遺伝子発現系に革新をもたらす継続的開発研究に専念し最新技術を取り込んできました。OptimumGene 遺伝子デザインシステムは、Particle Swarm Optimization(PSO)技術による独自の遺伝子発現最適化技術で、既存の遺伝子を変えることにより発現系の遺伝子発現レベルを最大化することが可能です。
タンパク質産生量を増加させるコドン最適化 現在進めている研究にコドン最適化を活用するための参考にご利用ください。
通常、遺伝子発現の最適化はコドン表だけに依存しています。しかし、OptimumGene PSOアルゴリズムでは、コドンの適応性、mRNA構造、転写/翻訳を調節するシスエレメントなど、タンパク質産生の各段階で重要な様々な要素を検討します。このためOptimumGeneプラットフォームでは、どのような宿主細胞でもタンパク質産生を最大化する理想的な遺伝子シークエンスが得られます。
弊社にはcodon optimizationおよびgene synthesisにおいて長年の経験と実績があり、OptimumGene により、主要な発現系で50,000を超える遺伝子のシークエンスを最適化してきました。多くの製薬大手企業において弊社のサービスをご利用頂いています。
図1.主要な発現系で50,000を超える遺伝子のシークエンスを最適化
"I think GenScript provides absolutely excellent products in a timely fashion. I have primarily used genscript to order codon optimized artificial genes. Ordering artificial genes on their website or via Email makes this especially facile because I can simply inquire about a gene, get a quote and then get a PO#. The whole process is fast and the turnaround time for obtaining the finished product is usually less than a month. I also think their technical support are wonderful people, they have been most helpful in facilitating the process. I am so impressed with them that I have recommended them to several of my colleagues."
― Professor Maria Schumacher, Duke University
OptimumGeneアルゴリズムはタンパク質の翻訳、転写、折りたたみに重要な様々なパラメータを最適化:
OptimumGeneでは1回の処理で10,000種類のシークエンス最適候補が得られ、複雑な分類マトリックスにより各々の条件に最適なシークエンスが選択されます。
図1.OptimumGeneで最適化された遺伝子により遺伝子の発現量(8/10遺伝子)および溶解度(6/10遺伝子)が増加。
Reference: Burgess-Brown NA, Sharma S, Sobott F, Loenarz C, Oppermann U, Gileadi O. Codon optimization can improve expression of human genes in Escherichia coli: A multi-gene study. Protein Expr Purif. May 2008; 59(1): 94-102
以下の図は、E.coliにおける2遺伝子の発現で得られたドラッグターゲットタンパク質の産生量について、OptimumGene技術による増量効果を示す。
図2. OptimumGeneコドン最適化により、protein αの産生量が天然の非最適化遺伝子と比較し10倍に増量された。この結果は他社の最適化法の3倍量を示した。
図3.OptimumGeneのコドン最適化により、protein βの産生量が天然の非最適化遺伝子と比較し20倍に増量された。この結果は他社の最適化法の13倍量を示した。
弊社は、お客様から得た遺伝子シークエンス情報や物質などを用いて実施したOptimumGeneによるコドン最適化やgene synthesis servicesにおいて、得られた成果や技術に関する知的財産について、その権利を主張することはありません。また、その情報を第3者に開示することもありません。秘密情報については、プロジェクトの運営上必要と判断された場合に限り、担当責任者に対してのみ共有されます。必要に応じて、遺伝子の最適化や合成に関する全ての知的財産権がお客様に帰属することを確認するために、秘密保持契約を締結します。