THE™ Hisタグモノクローナル抗体

製品

使用例

• THE™ Hisタグ抗体（A00186）を使用した、6×Hisタグ融合タンパク質のウェスタンブロット
  

  図1：GenScript（A00186、0.1 μg/ml）およびQiagen（34698、0.1 μg/ml）のHisマウスモノクローナル抗体をウェスタンブロットで使用し、6×Hisタグ融合タンパク質の感度を比較した。

  

  図2：THE™ Hisマウスモノクローナル抗体（A00186, 1 μg/ml）を使用し、N末端およびC末端の6×Hisタグ融合タンパク質のウェスタンブロット解析を行った。

• THE™ Hisタグ抗体（A00186）を使用した、全細胞ライセート中の5×His-GSTのドットブロット検出
  

  図3：GenScript（A：A00186、1 μg/ml）およびQiagen（B：34698、1 μg/mlおよびC：34660、1 μg/ml）のHisマウスモノクローナル抗体をドットブロットで使用し、全細胞ライセート中5×His-GSTの感度を比較した。

• THE™ Hisタグ抗体（A00186）を使用した、全細胞ライセート中の4×His-GSTのウェスタンブロットによる検出
  

  図4：GenScript（A00186、1 μg/ml）およびQiagen（34698、1 μg/ml）のHisマウスモノクローナル抗体をウェスタンブロットで使用し、全細胞ライセート中の4×His-GSTの感度を比較した。

• THE™ Hisタグ抗体（A00186）を使用した、免疫沈降物のウェスタンブロット解析
  

  図5：THE™ Hisマウスモノクローナル抗体（A00186）を使用し、His融合タンパク質を含む細胞ライセートの免疫沈降物をウェスタンブロットで解析した。

• ウェスタンブロッティングを使用した、ロット間一貫性の解析
  

  図6： Hisタグ融合タンパク質にTHE™ Hisマウスモノクローナル抗体（GenScript 、A00186、1 μg/ml）をウェスタンブロットで使用し、一貫性を解析した。

• THE™ Hisタグ抗体（A00186）を使用した、免疫蛍光染色
  

  図7：THE™ Hisマウスモノクローナル抗体（A00186）を使用し、HEK293細胞（A）およびHisタグ融合遺伝子をトランスフェクションしたHEK293細胞（B）の免疫細胞化学／免疫蛍光解析を行った。

• THE™ Hisタグ抗体（A00186）を使用した、フローサイトメトリー解析
  

  図8：THE™ Hisマウスモノクローナル抗体（A00186）を使用し、HEK293細胞（A）およびHisタグ融合遺伝子をトランスフェクションしたHEK293細胞（B）をフローサイトメトリーで解析した。

よくある質問

• より明るい蛍光色素を使用すれば、細胞上の低量の分子をより良好に検出できますか？

  蛍光色素の明るさおよび抗体の感度の2つの要因が、検出感度に影響します。GenScriptのTHEシリーズ抗体は、市場で最高の感度があります。蛍光色素が明るいほど、全体の検出は良好となります。

  GenScriptのiFluor抗体シリーズは、新開発の蛍光物質が当社のTHEシリーズ抗体に標識されています。従来の蛍光色素と比べ、iFluorシリーズはより明るく、より安定性があります。

• フローサイトメトリーアッセイで、非常に少量のHisタンパク質を検出するためには、どの抗体を使用すれば良いですか？

  フローサイトメトリー解析では、A01620（FITC）、A01800（iFluor488）、A01801（iFluor555） およびA01802（iFluor 647）の、4種類の蛍光標識Hisタグ抗体があります。

  iFluorシリーズは、FITC標識抗体よりも感度が高いため、フローサイトメトリー解析に推奨されます。以下の表は、GenScriptのiFluor抗体の波長範囲です。
  
  蛍光色素のキャラクタライゼーション

  Cat. No.	Conjugate	Ex (nm)	Em (nm)
  A01800	iFluor 488	491	514
  A01801	iFluor 555	559	569
  A01802	iFluor 647	654	674

  フローサイトメトリー解析の結果によると、A01802 （THE™ Hisタグマウスモノクローナル抗体、iFluor 647標識）の感度は、A01800 （THE™ His タグマウスモノクローナル抗体、iFluor 488標識）よりも若干高くなっています。もしHisタグ数が低い場合は、A01802をお奨めします。

• A00186（THE™ Hisタグマウスモノクローナル抗体）では、免疫蛍光染色での使用濃度範囲はどのくらいですか？

  A00186では、1 µg/mlを開始•点として頂くことをお奨めします。

• GenScriptのELISAキットL00436（HisタグELISA検出キット）を使用して成功したので、ウェスタンブロットでも同じ抗Hisモノクローナル抗体を使用したいと考えています。L00436 ELISAキットで使用されているモノクローナル抗体のカタログ番号は何ですか？ウェスタンブロットでの推奨濃度はどの程度ですか？

  L00436 ELISAキットの抗Hisモノクローナル抗体のカタログ番号は、A00186です。ウェスタンブロットでの推奨濃度は0.1-0.2 µg/mlです。

• タンパク質の内部部位に融合したHisタグを認識可能な抗Hisタグ抗体が必要です。その抗体でフローサイトメトリーを行いたいのですが、どの抗体を使用すれば良いですか？

  答：カタログ番号A00174の抗Hisタグウサギ抗体は、内部領域のHisタグを認識することがテストされていますが、フローサイトメトリーではテストされていません。

• フローサイトメトリーでは、以下の抗体が推奨されています。これら全ては、タンパク質の内部部位に融合したHisタグを認識可能です。
  • A01620 THE™ His Tag Antibody [FITC], mAb, Mouse
  • A01800 THE™ His Tag Antibody [iFluor 488], mAb, Mouse
  • A01802 THE™ His Tag Antibody [iFluor 647], mAb, Mouse

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