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東京– 2022年2月7日–
1962年に設立されたがん治療/研究の中核施設である国立がん研究センターと、ライフサイエンスの研究開発および製造のサービスプロバイダーであるGenScript Biotech(Stock Code:1548.HK)、GenScriptグループで遺伝子細胞治療などを担当するCDMO企業であるProBioは、本日、三社が共同でプラスミドおよびレンチウイルスベクターのCMC研究を行うプロジェクトを開始する契約を締結しました。
この合意に基づき、国立がん研究センターとGenScript Biotechは、CMC研究で協力して、細胞治療用のプラスミドとレンチウイルスベクターを開発し、治験薬(IND)としてFDAから承認されることを目指します。本プロジェクトは国立がん研究センターによって開始されたプロジェクトで、今後、治験薬として臨床研究に必要な重要な原材料の製造をProBioの施設で行います。本期間中、三社は、ProBioのGMP製造施設及びそれに関する技術や、国立がん研究センターのがん研究に関する深い知識など、それぞれの専門知識を活用していきます。
ProBioは、CDMOとして中国で最大の商用cGMPプラスミド製造施設を設立しています。この施設は中国で初めてプラスミドとウイルスベクターそれぞれの独立した製造施設で、mRNAワクチンを製造するために必要なin vitro転写反応(IVT)用の線形プラスミドを供給した最初のcGMP製造工場です。 ProBioは、グローバルなリソースとネットワークを活用して、中国でのNMPAによる承認をサポートしただけでなく、韓国と米国のお客様のmRNAワクチンプロジェクトがそれぞれ、韓国のKFDAおよび日本のPMDAの承認を得るために尽力しました。
ProBioは、プラスミドの分野で先頭に立ち続けることに加え、ウィルスベクターの分野でもその能力を次第に強化してきました。ProBioは、安定した高収量のウイルスベクタープラットフォームを備えており、中国で最初のレンチウイルスベクターおよび主要なアデノ随伴ウィルス(AAV)サプライヤーとなっています。また、自社開発のレンチウイルスベクター用浮遊細胞株「PowerSTM-293T」を保有しており、これは、現在、多くの市場で利用されているレンチウイルスベクター用細胞株より収量および安定性の面で非常に優位です。
国立がん研究センターは、1962年にわが国のがん医療の拠点となる国立機関として創設されました。以来、がん研究・がん医療における中核機関として、研究所と中央病院、東病院などが一丸となり、がんの病態解明とこれに基づく治療開発に向けた先端的な研究を牽引してきました。また、治験の実施件数も国内トップクラスで、中央病院、東病院ともに臨床研究中核病院の指定を受け第I相試験や医師主導治験も積極的に実施し、標準治療の確立に貢献しています。
特に現在は、アンメット・メディカル・ニーズの課題解決のための研究・臨床体制の強化、ゲノム情報に基づく個々人に最適化された医療・先制医療提供体制の整備と政策提言に強力に取り組んでおり、企業や他の医療機関や大学などとも積極的に連携を図っています。 国立がん研究センターの詳細については、https://www.ncc.go.jp/jp/index.html をご覧ください。
GenScript Biotech Corporation(証券コード:1548.HK)は、ライフサイエンスの研究開発および製造における世界をリードするテクノロジーおよびサービスプロバイダーです。 GenScriptは、その堅実な遺伝子合成技術に基づいて構築されており、ライフサイエンスサービスおよび製品プラットフォーム、生物製剤受託機関(CDMO)プラットフォーム、グローバル細胞治療プラットフォーム、および産業合成生物製品プラットフォームを含む4つの主要なプラットフォームに分かれています。
GenScriptは、2002年に米国ニュージャージー州で設立され、2015年に香港証券取引所に上場しました。
GenScriptは、米国をはじめ、、中国本土、香港、日本、シンガポール、オランダおよびアイルランドに支社を置き、世界中の100を超える国と地域にまたがっており、10万人を超えるお客様に、価値のある便利で信頼性の高いサービスと製品を提供しています。
2020年末の時点で、GenScriptには世界中で4600人以上の従業員がおり、そのうち39%以上が修士号および博士号を取得しています。さらに、GenScriptは、140を超える特許、510を超える係属中の特許出願、および多数の企業秘密を含む、知的財産権を所有しています。
GenScriptは、「バイオテクノロジーを通じて人と自然をより健康にする」という企業理念に基づいて、世界で最も信頼できるバイオテクノロジー企業になることを目指しています。
2021年6月30日の時点で、GenScriptのサービスと製品は、世界中の64,700の査読付きジャーナルの論文で引用されています。
詳細については、GenScriptの公式ウェブサイトをご覧ください。
ProBioは、GenScript Biotechの生物製剤CDMO部門であり、創薬から商品化まで一貫したサービスを提供しており、積極的な戦略、専門的なソリューション、抗体医薬品および遺伝子および細胞治療における効率的なプロセスにより、お客様の医薬品開発のスピードアップに貢献しています 「Innovation through Collaboration」という企業理念に基づき、ProBioは、お客様が生物学的医薬品の開発から商品化までのタイムラインを短縮し、研究開発コストを大幅に削減し、より健康的な未来を築くための支援を行っています。
https://www.probiocdmo.com/